小さな野はらの樹の想い
いのちある万物は、 生を授かり やがて土に還ります。
豊かな自然と共に刻まれてきた年輪や節は、まるで樹木たちの 生きる証 のよう。

30数年前、私の父は台湾で木工雑貨の製造業を始めました。
工場が大火に見舞われ、一度は看板を下ろしましたが、ものづくりに対する想いと熱意で昭和61年、静岡で唐木仏具の製造業を立ちあげました。

唐木仏具の製造は、今は亡き私の父から台湾・ベトナムと国境を越え、伯父によりその技術は磨かれ、ものづくりのこころを今に受け継いでいます。

樹木は伐採し続けられ、熱帯雨林の激減による温暖化が進み、世界中が環境保護に真剣に取り組んでいます。今日、これから生まれてくる いのち が暮らす地球に、何を残せるのだろう。私はそう自分に問いながら、生きる証 について、考えて続けていきたいと思っています。

伐採されてきた樹木たちに感謝し、この豊かな自然に恩返ししていきたい。樹木たちの残した証を皆様に愛おしく想って頂けるようなものに...。
そんなものづくりを心がけていきたいと思っています。

小さな野はらの樹
代表 奥塩千恵